ビジネス会計検定 問題道場 Business Accounting Certification Practice
広告スペース(728×90)
0 / 0
正解数(回答済み問題)
問題 1 | 貸借対照表
貸借対照表において、「資産の部」は流動資産と固定資産に分類されます。次のうち、流動資産に分類されないものはどれですか?
正解:③ 建物
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産(正常営業循環基準または1年基準)です。

・現金及び預金 → 流動資産
・売掛金(得意先への売上代金の未回収分)→ 流動資産
・棚卸資産(商品・製品・原材料など)→ 流動資産
・建物・機械・土地などの有形固定資産 → 固定資産

建物は長期にわたって使用する資産であるため、固定資産(有形固定資産)に分類されます。
問題 2 | 貸借対照表
次の貸借対照表の一部を参照してください。この企業の自己資本(純資産)はいくらですか?
資産の部金額(百万円)負債・純資産の部金額(百万円)
流動資産1,200流動負債800
固定資産2,800固定負債1,400
純資産( ? )
資産合計4,000負債・純資産合計4,000
正解:③ 1,800百万円
貸借対照表の基本等式:資産 = 負債 + 純資産

純資産 = 資産合計 − 負債合計
負債合計 = 流動負債800 + 固定負債1,400 = 2,200(百万円)
純資産 = 4,000 − 2,200 = 1,800(百万円)

純資産(自己資本)は株主が出資した資本金や、これまでの利益の蓄積(利益剰余金)などからなります。
問題 3 | 貸借対照表
負債の部における「固定負債」に分類されるものはどれですか?
正解:③ 社債(長期)
流動負債は1年以内に支払期限が到来する負債です。

・買掛金(仕入代金の未払い)→ 流動負債
・短期借入金(1年以内返済)→ 流動負債
・未払費用(給料・利息等の未払い)→ 流動負債
・社債(1年超の長期)・長期借入金 → 固定負債

固定負債は返済期限が1年を超える負債です。社債は企業が資金調達のために発行する債券で、通常は複数年にわたるため固定負債に区分されます。
問題 4 | 損益計算書
損益計算書において、「売上総利益」の計算式として正しいものはどれですか?
正解:② 売上高 − 売上原価
損益計算書の利益は5段階で表示されます:

売上総利益 = 売上高 − 売上原価(粗利益)
営業利益 = 売上総利益 − 販売費及び一般管理費
経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用
税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 − 特別損失
当期純利益 = 税引前当期純利益 − 法人税等

売上総利益(粗利益)は、商品を販売した際の基本的な儲けを示します。
問題 5 | 損益計算書
次の損益計算書データから営業利益を求めなさい。
項目金額(千円)
売上高50,000
売上原価30,000
販売費及び一般管理費8,000
営業外収益500
営業外費用1,000
正解:② 12,000千円
売上総利益 = 50,000 − 30,000 = 20,000(千円)
営業利益 = 売上総利益 − 販売費及び一般管理費
     = 20,000 − 8,000 = 12,000(千円)

※営業外収益・営業外費用は経常利益の計算に使います。
経常利益 = 12,000 + 500 − 1,000 = 11,500(千円)
問題 6 | 損益計算書
損益計算書における「営業外収益」に該当するものはどれですか?
正解:② 受取利息
損益計算書の項目分類:

営業収益:売上高(本業の収益)
営業外収益:受取利息、受取配当金、有価証券評価益 など(財務活動による収益)
特別利益:固定資産売却益、投資有価証券売却益 など(臨時・異常な利益)
販売費及び一般管理費:広告費、給料、退職給付費用 など

受取利息は預金や貸付金から得られる利息で、本業ではないため営業外収益に分類されます。
問題 7 | キャッシュフロー計算書
キャッシュフロー計算書の3つの区分として、正しい組み合わせはどれですか?
正解:③ 営業活動・投資活動・財務活動
キャッシュフロー計算書(C/F)は現金の動きを3区分で示します:

営業活動によるCF:本業の売上・仕入・経費などによる現金の流れ(プラスが理想)
投資活動によるCF:設備投資・有価証券の売買などによる現金の流れ(成長企業はマイナスになることも)
財務活動によるCF:借入・返済・増資・配当などによる現金の流れ

3つの合計が「現金及び現金同等物の増減額」となり、期末の現金残高につながります。
問題 8 | キャッシュフロー計算書
キャッシュフロー計算書において、「投資活動によるキャッシュフロー」に含まれるものはどれですか?
正解:③ 有形固定資産の取得
各活動への分類:

・売上代金の回収 → 営業活動CF(本業の現金収入)
・法人税の支払い → 営業活動CF(原則として)
・有形固定資産の取得(設備投資)→ 投資活動CF(マイナス)
・借入金の返済 → 財務活動CF

設備投資は将来の事業拡大のためのお金の使い方であり、投資活動に分類されます。
問題 9 | 基本用語
「減価償却」の説明として最も適切なものはどれですか?
正解:③ 固定資産の取得価額を耐用年数にわたって費用として配分する処理
減価償却とは、建物・機械・車両などの有形固定資産の取得コストを、使用できる期間(耐用年数)に分けて費用として計上することです。

例)100万円の機械を5年使用する場合:毎年20万円を「減価償却費」として費用計上

ポイント:減価償却費は現金の支出を伴わない費用(非現金支出費用)。そのため、営業CFを間接法で計算する際は当期純利益に加算して戻す処理が必要です。土地は価値が減らないとされるため減価償却しません。
問題 10 | 基本用語
「のれん」( Goodwill )とは何ですか?最も適切な説明を選んでください。
正解:③ 企業買収の際に、純資産の時価を超えて支払った超過額
のれん(Goodwill)は、M&A(企業買収)の際に発生する無形固定資産です。

例)純資産の時価が500億円の会社を700億円で買収した場合、
  700億円 − 500億円 = 200億円がのれんとして計上される

この差額は、ブランド力・顧客基盤・技術力・人材など、貸借対照表に表れない価値(超過収益力)に対して支払ったものです。日本の会計基準では、のれんは最長20年で定額法により償却します(IFRS・国際会計基準では非償却)。
問題 11 | 貸借対照表
次のうち、「無形固定資産」に分類されるものはどれですか?
正解:③ ソフトウェア
固定資産は3種類に分類されます:

有形固定資産:建物・機械装置・土地・車両など(物理的な形がある)
無形固定資産:ソフトウェア・のれん・特許権・商標権など(形のない権利・価値)
投資その他の資産:投資有価証券・長期貸付金・繰延税金資産など

商品は流動資産(棚卸資産)、機械装置は有形固定資産、投資有価証券は投資その他の資産に分類されます。
問題 12 | 損益計算書
次のうち「特別損失」に分類されるものはどれですか?
正解:③ 災害損失
損益計算書の費用・損失の区分:

売上原価:商品・製品の仕入・製造原価(売上高から直接差し引く)
販売費及び一般管理費:広告宣伝費・人件費・地代家賃など(営業利益の計算に使用)
営業外費用:支払利息・社債利息・為替差損など(経常利益の計算に使用)
特別損失:固定資産売却損・災害損失・減損損失など(臨時・異常な損失

災害損失は毎期発生するものではない臨時的な損失であるため、特別損失に分類されます。
広告スペース(336×280)